地盤調査・改良について
地盤調査は敷地の地耐力を測定する調査のことです。既存の建物が建っている場合であれば既存を解体してからでないと地盤調査ができません。
また皆さんがこれから住宅用に敷地を購入される場合、地盤改良が必要になる場合があります。
住宅等の建物を建てる敷地は、基準を満たすだけの地盤の地耐力というものが必要になります。地耐力が基準を満たしていない場合は、地盤改良等の措置を行う必要があります。
地盤調査の結果次第で地盤改良が必要かを判定します。
地盤改良の工法について
地盤調査により地盤改良が必要になれば調査結果の状況により工法が確定します。ここでは地盤改良の工法についていくつかご紹介させて頂きます。
表層改良工法について
軟弱地盤の層が地表から2m以内の場合であれば、土とセメントを混合させることにより軟弱地盤層の強度を上げる工法が採用されます。良好な地盤層と一体化させることで支持地盤をつくる工法です。
柱状改良工法について
軟弱地盤が2m〜8m以下の場合に用いられる方法で土の中にコンクリートの柱をつくり良好な地盤層で支持させる工法です。
鋼管杭工法について
軟弱地盤が深度2m以上で、鋼管杭を使用し住宅の荷重を杭を介して良好な地盤に伝えることにより、支持力確保する工法です。深度30mまで工事可能です。 重機の搬入が難しく施工が困難場合でも採用される場合があります。
地盤改良が必要かどうかは地盤調査をしない限り判断がつきません。地盤改良の費用は最初から予算に見込んでおくことが重要です。地盤調査により地盤改良の必要がなければ費用が浮いたと考える方が無難です。詳しくはご相談ください。